「オニクルミの木の本棚」

オニクルミの木で作った本棚です。
棚板、背板に至るまで全て無垢の木でお作りしました。
将来的に、お部屋を区切るデバイダーの役割りをする棚にもできるように、裏から見ても綺麗に仕上げています。



本体木組みの仕口は「留めアリ組み」。
手間がかかる組み方ですが、留めが効いていて仕上がりがすっきりしています。 前面の45度の板のつなぎが「留め」。
シンプルな本棚だからこそ、仕口に凝るのが粋ですね。
棚板は、本体よりも僅かに薄くしてあります。 石谷が言うには、同じ厚みにすると棚板が厚く見えるそうです。
棚板だけ薄いなんて、言われてもわからなかったのですが、これは全体のバランスを良くするための、細かな配慮のひと手間です。
一番上の右側の棚には、オーディオを収納されるとのことで、配線用の穴が空いています。



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